奈良自慢

奈良の歴史

伝説の王にも愛された大和奈良の地は、日本の歴史上、最も早く、国を統治する都が形成されました。
飛鳥時代には藤原京、奈良時代には平城京という大規模な都城が築かれ、当時の政治・経済・文化の中心として栄えました。
日本国の創世は、奈良から始まったといっても過言ではありません。
なお、日本最初の天皇・神武天皇を祀る橿原神宮があるのも奈良県です。
京都に遷都された後も、南北朝時代に後醍醐天皇が南朝を構えるなど、たびたび歴史の舞台となっています。
また、江戸時代に興った伝統工芸の多くは、人々に伝承され、今日も奈良の地場産業として根付いています。

 奈良の観光

 年間約4000万人の観光客が訪れる奈良は、京都と並んで、日本を代表する観光都市です。
県内には「法隆寺地域の仏教建造物」「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」と三つの世界遺産登録があり、国が指定する、国宝建造物や特別史跡は日本最多。数多くの社寺仏閣や遺跡・文化財、『万葉集』ゆかりの地など、見所は盛りだくさんです。
また、鹿で有名な奈良公園や吉野の千本桜、「近畿の屋根」大台ヶ原などの名勝地も多く、各地で四季折々の景観を楽しめます。
その他、「お水取り」と呼ばれる東大寺二月堂修二会、春日若宮おん祭、若草山の山焼きなど古都奈良にふさわしい伝統行事が、多くの観光客に親しまれています。

奈良の工芸品・特産品

奈良県は、日本の古代文化発祥の地であり、長い歴史と伝統に培われた数々の工芸品・特産品があります。
農産物では、県内で生産され独自の栽培方法や品質を持つ「大和野菜」をはじめ、「あすかルビー」(イチゴ)やスイカ、柿、茶などの特産品が多くあります。
また食品では、奈良漬けや柿の葉寿司、吉野葛、三輪そうめんなどは全国的にも有名な奈良の特産品です。
工芸品では、国指定の伝統的工芸品である奈良筆や高山茶筅(ちゃせん)、奈良漆器、奈良団扇、吉野和紙などがある他、林業が盛んな吉野地域産の杉材は「吉野杉」のブランドで知られ、高級家具や建材などに使われています。また珍しいところでは、大和郡山市は日本一の金魚の産地です。